運転者と賢者の書
ブログ | 25.03.14
3月も10日を過ぎて徐々に春の気配が強くなってきました。
昨日、自宅にある花壇にお花を植えました☆
花壇にお花を植えるというのは約40年ぶりくらいでしょうか(笑)
ガーデニングの知識は全くないのですが、せっかく住まいに花壇があるので可愛い花が元気に咲いてくれたらいいな。。と思いながらこれから育てたいと思っています♪
「かわいい♪」この感情は心身を緩ませてくれます。
花が育ち、咲いていくのを見る「喜び」は心を癒し元気にしてくれます。

📷Solei別邸サロンにある枝垂れ梅が咲き始めました。かわいい♡
ホルモンバランスと「感情」は大きく影響し合っています。
身体にホルモンを分泌するよう指令を出すのは脳の視床下部という部分。
この視床下部は感情と密接な関わりがあります☆
ストレスを感じたり感情が大きく乱れると、視床下部からの指令がうまく働かなくなりホルモンの分泌に乱れが生じます。
そして、ホルモンの分泌に乱れが生じることで、更に心や思考は乱れ身体にまで影響を及ぼす。。という流れが出来てしまいます。
「感情」には自分の「思考」が大きく関係しています。
わたしはAudibleという本を読み聞かせてくれるアプリを好んで利用しています。
最近出会った作家さんの本に出てくる主人公が自分と重なる部分があり、作中の言葉が刺さるので繰り返し聞いている作品があります☆


📷「賢者の書」「運転者」喜多川泰著
この本に出てくる主人公はどちらも
「自分はとてもがんばっているのに報われない。それでも頑張っていればいつかは幸せな出来事が訪れるだろう。」と考えながらも窮地に陥った自分の人生を嘆き、恵まれているように見える人をうらやみ、自分は運が悪いと嘆いています。
そして自分を窮地に陥らせた原因となる事象や人に怒りを感じています。
自分の人生に恐怖・不安・焦り・諦め・嘆いて動けなくなっている。。というような状況からストーリーが始まります。
ひとつの「言葉」に対しての解釈は人それぞれで、同じ言葉・単語でも人によって受け取り方が違います。
それと同様に、起きている事や状況や環境も人によって考え方、受け取り方が違います。
「運転者」の作中に出てくる言葉で「プラス思考」という言葉があります。
作中の主人公は「プラス思考」でいるということがとても大切なのは分かっているけれど、自分はそういう性格ではないし、むしろ「プラス思考」でいるのは苦手であり自分とは違う種類の人間なのだろうと考えていました。
私も主人公と同じで、何があっても「前向き」「プラス思考」「ポジティブ」であること。
「落ちない」こと。「ストレスを発散させる」ことが苦手です。
こういったことがとても大切であることは分かっているし、そういう人間でありたい。と思うのに出来ないのです。
マイナスに感じていることを押さえつけ、無理やりプラス思考に持って行ったとしてもすぐにメッキは剝がれます。
いつしかそういった言葉を聞く度に、言われるたびに劣等感が加算されていき、
「それは性格の問題で出来る人と出来ない人がいる」
「なにがあってもすぐに前向きに考えられる人、ストレスを発散できる人はいいよね。でも出来ない人からしたらそういったことは苦痛であり本当にしんどい。。」と思うようになっていました。
劣等感はやがて「怒り」として自分の中に内在していきます。
作中で、<運転者>が主人公に「プラス思考」の考え方について話している場面があります。
そして「運はポイント制」ということも☆
運転者が考える「プラス思考」とは?
そして「運はポイント制」のポイントはどうしたら貯まるのでしょうか?
「賢者の書」では頑張ってきたのに仕事が行き詰まり、家族との関係にも不満があり、何もかもうまくいかずに「自分の人生は何だったのだろう。。」と考える中年の男性が賢者を目指す少年と出会い、少年の経験と学びからたくさんのことに気付いていきます。
「人生は大きなパズルであり、起きる事象はパズルのピースである。
幸せや不幸だと感じる事象はパズルを完成させるための必要不可欠なピースであり、起きる事象に良いも悪いもない。与えられたピース(起きた事象)を集めてパズルを組立て行けば自分の人生のビジョンが見えてくる。」
起きている事象だけを見ると不幸だと思う出来事も人生の大きなパズルを完成させるためのピースなのだと考えれば、冷静になることが出来ます。
☆運転者が主人公に話した「ポジティブの考え方」「運はポイント制」
☆少年は賢者になるために何を経験し学んだのか。。
興味がある方は本を読んでみてくださいね☺
何が言いたいのかというと、
ホルモンバランスは感情が大きく影響します。
そしてその感情は自分の思考、考え方が生み出します。
自分の置かれている状況、起きた事象に対しての考え方はひとつではありません。
どんな考え方が自分を解放し、動き出す勇気を与え、幸せにするのか。
その考え方を教えてくれるのは人や本、経験から自分で発見するのかもしれません。
すぐにガラッと変わる人もいれば、時間がかかる人もいると思います。
ちなみにわたしは後者です。
前者ですっ!と言いたいところですが、同じ失敗を何度も何度も繰り返してやっと教えを理解し始めます。
もし今、自分がストレスを感じていることがあり、それが環境や状況・周囲が原因だと思っていたり、自分が悪いのだと自分を責めているとしたら、、
今とは違う考え方と出会うことで、ストレスから解放されて心が軽くなっていくかもしれません。
「何度も同じ失敗を繰り返した」と前述しました。
同じ失敗を何度も繰り返したのは、わたしの学ぶ姿勢に問題がありました。
変わりたい(考え方を変えたい)と決めたとき、その人に必要な事象が起きるようになります。
その事象は、自分にとって都合の悪い事象かもしれません。
その時に考える姿勢、学ぶ姿勢を見失うと何度も同じ事象が起こります。
次第に思考停止状態になり、動くことが出来なくなります。
それでも自分とは違う考え方に出会うために少しでも行動を起こし、起きる事象と向き合ってみると目の前が広がり始めます。
そして必ず必要な時に必要な教えが与えられます。
失敗を繰り返したこともまた、わたしの人生のパズルを完成させて自分の人生のビジョンを見るために必要なパズルの一つなのだと今なら思えます。
ストレスから解放されるとホルモンバランスが整い始めます。
身体も思考も健康的になり肌も艶やかに若々しくなる、という素敵な流れが出来始めます。
ホルモンバランス=思考 といっても過言ではありません。
そんな風に考え始めたのはつい最近です。
なので、私のホルモンバランスが整って肌がつややかに若々しくなるのはこれからです☆
伸びしろがいっぱい(笑)
Soleilで共にホルモンケアをしませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます♪